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そこで今回は、目的ごとにメリットがある銀行をご紹介します。
なお掲載している金利は、税抜き前のものです。
【ゆうちょ銀行】1/17より手数料が値上げ 窓口・ATM・預入・払い戻しなど、多くの場所やサービスが対象
≪画像元:あおぞら銀行バンク支店≫
預金額がまだ心もとないビギナーの方には、普通預金の金利が高いあおぞら銀行バンク支店がおすすめです。
というのも急にお金が必要になった時、一般的に定期預金は中途解約すると金利が下がりますし、窓口にいかなくては出金できないなど、リスクがあるケースが度々あります。
一方普通預金なら、ATMから出金できます。
しかもあおぞら銀行バンク支店は、ゆうちょ銀行を利用すると、日曜祝日を含む毎日8時から21時まで入出金ともに何回使っても手数料がかかりません。
さらに金利は、ゆうちょ銀行の1年の定期貯金の金利が0.002%(1月11日現在)のご時世に、普通預金ながら0.2%です。(1月 4日現在)
変動金利ですから先々も絶対と約束されていませんが、筆者はこの1年半ほどずっと0.2%の恩恵を受けています。
≪画像元:あおぞら銀行バンク支店≫
ムダな出金はしないと心に決め、100万円を1年間預けておければ、普通預金でも税引き後の受け取り利息は1,500円以上になります。
「BANK The 定期」を併用するとよいでしょう。
「BANK The 定期」は、以下のように5つの預入期間が設けられていますが、「1年」を選択すると金利は0.2%です。
預け入れできる金額が50万円以上ですので、普通預金で50万円貯まったら、定期に移すと普通預金より出金しにくくなるでしょう。
期間 | 6か月、1年、2年、3年、5年 |
預入金額 | 50万円以上 |
金利 | 0.15%、もしくは0.2% |
取引方法 | インターネットバンキング・店舗・テレフォンバンキング |
≪画像元:楽天銀行≫
お子さんがいらっしゃるファミリー層に特におすすめ、教育資金の準備に実用的です。
楽天銀行は口座開設に、年齢制限はありません。
0歳から口座開設が可能で、12歳以下は親権者が代理で手続きが行えます。
ネックになるのが楽天銀行は会員ランクによって、ATM手数料がかかるということですが、そこを逆に利用しましょう。
残高が少ないうちは「手数料がかかるから」と出金に歯止めをかけつつ、3万円以上の入金については費用がかかりませんので、できれば最初は3万円以上を月の目標額に定めます。
≪画像元:楽天銀行≫
残高が10万円以上になると、月1回は他行への振込手数料が無料になりますから、たとえばお子さん名義の入試代金の振込をするなどといったときにも使いやすくなります。
手数料が格段に、お得になります。
楽天銀行間の振り込みは何回でも無料になるので、給与が入ったら、自宅からの操作だけでお子さんの口座に積み立てられます。
また別の銀行への振り分けも、振込手数料は3回無料になるため家計管理がしやすくなります。
最も気になる金利はというと、普通預金では0.02%(2021年12月現在税引き前)ですが、楽天証券と口座連携するマネーブリッジを利用することで0.1%です。
ただし2022年4月1日から、マネーブリッジ設定での普通預金金利優遇は300万円を超えると年0.04%(税引後年0.031%)に改悪されるため、注意してください。
参照:楽天銀行
楽天銀行は、振込や口座振替でも楽天ポイントが獲得できる銀行でもあり、楽天ユーザーにとって大変メリットがある銀行です。
現在、楽天口座をお持ちの方が家族を含む知り合いを紹介することで最大3000ポイント、また子どもの口座開設では現金1,000円がもらえるキャンペーンが開催されています。
≪画像元:楽天銀行≫
≪画像元:SBJ銀行≫
2月9日までSBJ銀行は、最大金利0.35%になるキャンペーンを開催しています。
0.35%の利息を受け取るには5年定期預金に預けておく必要がありますが、新規の方はもちろん、すでにSBJ銀行に口座のある方でもOK、1円から1,000万円までのスーパー定期預金と1,000万円以上が預けられる大口定期預金が対象となっていますので、今ある手持ち額に左右されず利用しやすいでしょう。
ただし店頭での申し込みは、キャンペーン金利は適用されないので気を付けてください。
預入期間/適用金利 | 1年 0.25% 2年 0.3% 3年・5年 0.35% |
預入金額 | スーパー定期預金 1円以上1,000万円未満 大口定期預金 1,000万円以上 |
取引方法 | SBJ ダイレクトまたは、モバイルアプリ |
「年金プラスα(アルファ)」は普通預金ですが、公的年金をお受け取ると、特別金利となり金利は0.2%になります。(2020年8月20日現在)
特別金利の利息は、口座開設翌月以降毎月入金されます。
SBJ銀行はセブン銀行、イオン銀行、コンビニATM・E・netは月10回まで、ゆうちょ銀行とみずほ銀行は合計月3回まで入出金ともに無料なため、使いやすさもバツグンです。
さらに初回年金受取月の翌月には、SBJ銀行での円定期預金残高に対し、0.1%がキャッシュバックされる特典もあります。(上限1万円、1人1回限り)
≪画像元:新生銀行≫
新規口座開設される方に限りますが、3か月の「スタートアップ円定期預金」が0.5%の高金利です。
店頭、コールセンターでは1口あたり、300万円以上とハードルは高めですが、インターネットバンキングでは30万円以上から預入ができます。
≪画像元:新生銀行≫
預入期間/適用金利 | 3か月 0.5% |
預入金額 | 店頭、コンタクトセンター 300万円以上 インターネットバンキング 30万円以上 |
期間が短いとはいえ、1円単位で口座開設月を含む3か月目の末日までに何度でもいくらでも入金できます。
ある程度資金が見込める方は、利用価値が高いです。
かりに500万円預けることができれば、たった3か月でも約4,980円の現金が獲得できる計算になります。
さらに新生銀行は新規口座開設をすると、最大7,000ポイントが獲得できポイ活できる銀行でもあります。
現在利用できるのは、次の2つのキャンペーンです。
口座開設し新生パワーダイレクトへログインするとそれだけで700ポイント、最大7,000ポイントまで獲得できます。
付与されるポイントは、Tポイント、dポイント、nanacoポイントから選択できることもメリットの一つでしょう。
ただしどれも、口座開設月を含む3か月以内にポイントプログラムにエントリーすることが必須ですので、忘れないようにしてください。
≪画像元:新生銀行≫
スタートアップ円定期預金を利用された方は、「スタートアップ円定期ポイントキャンペーン」も合わせてご利用ください。」
口座開設月を含む3か月以内に小田急ポイントプログラムにエントリーすると、スタートアップ円定期預金の残高によって小田急ポイントがプレゼントされます。
・ 30万以上300万円未満 300ポイント
・ 300万円以上 1,000ポイント
なお、新生銀行については、次の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてください。
「貯める口座」を決めると、残高を確認することで達成度が一目瞭然、モチベーションが保ちやすくなります。
銀行それぞれの特性を目的と照らし合わせて、利便性の高い商品を選択してください。(執筆者:吉田 りょう)
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