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「ギプス」をつけている期間は、通院なしでもお金がもらえる保険
カーリースは、リース会社が契約者の希望する車を代わりに購入します。
契約者は、毎月リース料を支払って、リース会社から車を一定期間貸与してもらいます。
リース車は、貸与車という点でレンタカーやカーシェアリングと混同されやすいですが、カーリースはマイカー感覚で乗ることができます。
ナンバーも「わ」ナンバーではなく、周囲からみれば借りている車とはわかりません。
維持費はリース料に含まれていますが、車を維持するうえで重要な費用となる任意保険は、維持費には含まれていません。
自分で加入するか、リース会社によっては自社が取り扱いをしている保険会社への加入が条件としていることもあります。
リース車は、マイカー感覚で乗ることができます。
しかし、貸与車であることに変わりありません。
仮に、自動車事故で車が損傷した場合には、元の状態に戻すことが必須条件となっているため、車両保険に加入しておかなければ高額の修理代を自己負担しなければならないケースもあるのです。
車両価格330万円、新価特約380万円をつけた型式ZWV51のプリウスの保険料がどのくらいかかるのか挙げていきます。
車両保険の条件 | 保険料 | |
通勤・通学使用 (免責5-10万円) | 一般条件 | 103,820円/年 |
車対車+A | 78,210円/年 | |
日常・レジャー使用 (免責5-10万円) | 一般条件 | 98,920円/年 |
車対車+A | 74,670円/年 |
上記のように、一般条件と車対車+Aでは、年間2万円以上保険料が変わってきます。
一般条件に加入すれば自損事故でも対応可能となるため、リース会社によっては一般条件での加入が必須となっているところもあるのです。
カーリースは、維持費のかからないという点がメリットの1つとなっていますが、車両保険が高くなります。
一覧からもわかる通り同じ一般条件でも、通勤通学使用に比べると日常レジャー使用の方が保険料は安いです。
リース車は残価設定があるため、安く新車に乗れるというのがメリットであるためリース満了時の走行距離も決められています。
カーリースの仕組みと車両保険の保険料、事故のリスクから
カーリースが向いている使い方 → 週末だけレジャーや買い物に利用
カーリースが不向きな使い方 → 通勤や通学で毎日利用
車両保険からみたカーリースに向いている人向いていない人について解説してきました。
カーリースは、まとまったお金がかからず維持費も込みといういわば車のサブスクといえる新しい乗り方です。
しかし、車を維持するうえで最もお金のかかる自動車保険は高くなります。
事故を起こさないという確約はありません。そのために、車両保険をかけますが車を頻繁に使う人にとって車両保険は高額になります。
月々のリース料の安さだけで安易に決めず、車検保険に加入した場合の保険料も視野に入れてカーリースを利用しましょう。(執筆者:自動車会社経営25年 河野 みゆき)
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