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大豆はタンパク質が多く含まれることから「畑のお肉」と呼ばれることがあります。
「畑のお肉のカレーそぼろ」は通常のひき肉の代わりに大豆ミートを使った商品です。
大豆ミートは単体だと100円/100gくらいで売られていることが多いので、すぐに食べられる加工済のものが160gで138円というのは安いのではないかと思います。
実際、大豆ミートの味付きそぼろの値段を調べてみると60gで200円以上しました。
しかし、おいしく食べられなければそもそも無駄ですので肝心なのは味です。
ビジュアルは同じく業務スーパーの人気商品「鶏そぼろ」によく似ています。
カレーの香りがふわっと鼻に向けるものの、ベースの味としては甘辛風味で、ごはんによく合います。
食感は肉そのもので大豆の香りもなく、鶏むね肉のそぼろのような感じです。
調味料以外の味の主張はほとんどありませんでした。
ただ、まずくはないものの甘味の主張が強いカレー味はなかなかに単調で、1口めがピークといった感じです。
開封後要冷蔵なのですが、冷たいとどうしても添加してある油脂のギトギト感が目立ち、チャーハンなどに加工して何とか使い切りました。
「大豆ミートだからおいしくない」というわけではありませんでしたが、人を選ぶ味で、リピート買いはないかなというのが正直なところです。
業務スーパーで激安として人気の巨大な瓶詰のトマトパスタソースに新たに加わったのがこちらのソイボロネーゼ。
ソイ=大豆の、ボロネーゼ=ひき肉入りトマトソースということで、ボロネーゼのひき肉の代わりに大豆ミートを使った商品です。
大豆ミートのコクのなさや独特の香りを隠すのにトマトソースは相性がいいのか、大豆ミートを使ったボロネーゼは他メーカーでも多く作られており、スーパーでもよく目にします。
他店では1人前150g弱で200~300円というのが相場ですので、約5人前の680gで321円というのは圧倒的な安さです。
なお私が購入したときには大総力祭で値下げされていたため、これよりもさらに安く、300円を切っていました。
私はこの商品で初めて大豆ミートのボロネーゼを食べたのですが、本当に違和感がなくてびっくりしました。
無論、通常のボロネーゼと比べたらこってりしたお肉の風味はありませんが、むしろそれがトマトのさっぱり感を引き立てていてとってもおいしいです。
単なるトマトソースだと、タンパク質不足が気になっていましたが、ソイボロネーゼならしっかりタンパク質をとれますし、子どもや夫も食べ応えがあって喜んでくれました。
パスタソースとしてはもちろん、ピザソースのような形でパンに塗ったり、トマトスープのベースにしたりと用途も広く、あっという間になくなってしまったので必ずもう1瓶買い足すつもりです。
環境負荷が少なく、栄養的にも優れた大豆ミート。
家庭では馴染みがないという方でも業務スーパーの加工食品なら手軽にお手頃価格でチャレンジできます。
業務スーパーには今回紹介した100%大豆ミートの加工品だけでなく、ひき肉商品の一部を大豆ミートにしたものもたくさんありますので、ぜひ食卓に大豆ミートを取り入れてみてください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)
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