GMOインターネット<9449>グループのGMOクラウドの連結会社で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサインは、世界最高速の仮想通貨マイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)ソフトウェア「クリプトノッカー」を、本日9月28日より提供開始したことを発表した。

「クリプトノッカー」は、仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)用のマイニングマシンである。同社の検証によれば、既存の他社ソフトウェアより最大2%のマイニング効率向上を実現しており、これはエクイハッシュアルゴリズムに対応したマイニングソフトウェアで世界最高速のハッシュレートであるという。また、現在マイニングソフトウェアの多くは英語表記のみだが、「クリプトノッカー」は、日本語・英語・中国語の3ヶ国でサービスを展開するとみられている。

マイナー(仮想通貨の採掘者)は、「クリプトノッカー」のウェブサイトにおいて、ソフトウェアをダウンロードするだけでマイニングを開始することができ、マイニングに成功すると、その報酬のうち計算量の98%がマイナーのウォレットへ、残りの2%が利用料(開発者報酬)として「クリプトノッカー」のウォレットへ自動で入る仕組みとなっているようだ。

GMOインターネットは、8月9日に発表した18年12月期第2四半期決算で、自社で行うマイニング事業に関しては赤字となったため、従来の自社マイニングやクラウドマイニングといったマイニング事業を推進する方針から、マイニングマシンの販売を強化する方針へと方向転換する方針を明らかにしている。

同社は昨年5月に仮想通貨売買・FX事業を、同年12月より仮想通貨マイニング事業をそれぞれ開始し、今年6月からは、世界で初めて、最先端7nmプロセスのマイニング用ASICを搭載したマイニングマシンを販売している。なお、同マイニングマシンは、10月末に出荷予定となっている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 GMOグローバルサイン、世界最高速のマイニングソフトウェアを提供開始【フィスコ・アルトコインニュース】