ネットリサーチで国内トップのマクロミル<3978>とブロックチェーン技術を活用したプロジェクトを国内外で手掛けるHashHubは1日、仮想通貨ビットコイン(BTC)の即時送金を可能にする最新セカンドレイヤー技術「ライトニング・ネットワーク」を活用したアンケート調査の実証実験を2019年8月1日より共同で開始と発表した。

同実験では、マクロミルとHashHubが共同で実施するアンケート調査における回答者への報酬として、ライトニング・ネットワークを用いて即時にビットコインを付与する仕組みについて検証する。マクロミルはアンケートの調査設計や分析、全体監修を担当し、HashHubが回答者募集から調査実施まで一貫して行うとしている。

アンケート調査の内容は「仮想通貨およびブロックチェーン技術の認知度」を主としており、HashHubが公開するアプリ「Lightning Survey(ライトニングサーベイ)」で回答すると、回答者には回答直後、ライトニング・ネットワークを内蔵した仮想通貨ウォレット「Pebble Wallet」を通じてビットコインが付与される仕組みとなっている。

また、同アンケートは、マクロミルがインターネット上で募集し、自社管理するマーケティングリサーチ専用パネル「マクロミルモニタ」においても実施し、通常どおり報酬としてマクロミルポイントを付与するとしている。HashHubとマクロミルモニタで得られた回答はマクロミルが分析し、レポートとしてまとめ、2019年9月24日に開催する公開イベントにて共有する予定としている。

ライトニング・ネットワークは、取引におけるセキュリティ向上のほか、仮想通貨の取引処理をより高速に実行可能にすると期待される技術だ。パブリックブロックチェーンの第2層に当たる技術であり、ビットコインの取引処理能力を高めて機能的でより利用しやすいものとして広く普及するための技術向上施策として導入が進んでいる。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マクロミルとHashHub、ライトニングネットワーク活用のアンケート調査の実証実験開始【フィスコ・ビットコインニュース】