主要仮想通貨取引所コインベースは23日発表した声明の中で、シカゴ支店を閉鎖し、ハイフリークエンシートレード(HFT)に見合う新たな「マッチングエンジン」を開発する計画を当初の規模から縮小するとした。シカゴ支店の30人近くのエンジニアを解雇、少数はサンフランシスコに移動となる。

コインベースは一時、800人まで雇用を増やした。しかし、2018年に仮想通貨が急落したことを背景に業績も期待ほど伸びず、雇用削減に転じたと見られる。

報道担当者によると、同社の最優先課題はもはや「ハイフリークエンシートレード」ではないという。ただ、ニューヨーク、ロンドン、ポートランド支店は引き続き拡大していく方針を明らかにしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 主要取引所コインベース、HFT計画縮小へ【フィスコ・ビットコインニュース】