ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は11日に行われた上院銀行住宅都市委員会での公聴会で、仮想通貨やブロックチェーンテクノロジーに関して批判を繰り返した。

    草案で、「仮想通貨は全てのバブルの究極だ」と批判。仮想通貨の「終末」に入ったと悲観的な意見を述べた。金融知識がなく株式と債券の違いさえ理解していない個人がビットコインや仮想通貨を購入していると、相場の危険性を強調した。

    ルービニ教授は2008年のリーマンショックを予言したことでも有名で、その悲観論からDr.Doomの異名を持ち、その見解には度々注目が集まる。ルービニ教授が仮想通貨やブロックチェーンテクノロジーの批判をするのは初めてではない。

    ルービニ教授とともに公聴会で証言したコインセンターのリサーチ局長のPeter Van Valkenburgh氏は、ルービニ教授の「一連の欠陥テクノロジー」との悲観論とは対照的に、支払い手段としては広範に認められていないことを認識しているものの、最初にィーメイルが発明された1972年に完璧でなかったように、完璧ではないが、「将来は明るい」と肯定的な見解を示した。コインセンターは、仮想通貨や分散型テクノロジーの非営利リサーチ会社。

    多くの議員が米証券取引委員会(SEC)のクレイトン委員長宛てに書簡を送付し、当局のデジタル資産に関する見解を明確にするよう要請。共和党のEmmer委員は3つのブロックチェーンを指示する法案を提案する計画だという。

    

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情報提供元: FISCO
記事名:「 Dr.Doomルービニ教授仮想通貨は「全てのバブルの究極」と批判=米上院証言【フィスコ・ビットコインニュース】