ゴールドマンサックスのロイド・ブランクファインCEOは、投資銀行が「ビットコイン戦略」を持っていないとしながらも、仮想通貨がビジネスリスクを生んでいることを認めた。同社が26日付で、米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書の中で、もし、ブロックチェーンプロトコルに弱さが発見された場合、ブロックチェーンへの投資と同時に、証券顧客に対するビットコイン先物取引を促進する決定が同社に悪影響を与える可能性を警告した。

ブランクファインCEOは表向き、ビットコインに関し、否定的なコメントを繰り返してきたが、実際は密かにブロックチェーンなどに関連したポートフォリオを積み上げつつある。

米銀大手のバンクオブアメリカも22日のSECへの報告で、大量の仮想通貨の採用が確認されてた。ビジネスモデルのファンダメンタルズに脅威となっている。仮想通貨の購入を積極的に支持しない方針の影響で、顧客を失うリスクを考え、仮想通貨の採用を決定する金融機関も少なくないようだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 GSブランクファインCEO、仮想通貨がビジネスリスクに【フィスコ・ビットコインニュース】