- 週間ランキング
17日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比415.89ポイント安(-0.30%)の138840.02で引けた。日中の取引レンジは138,293.11-139,496.64となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化懸念の再燃が警戒され、売りは優勢。また、海外株の下落もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2788.94 +1.87%
17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比51.11ポイント高(+1.87%)の2788.94となった。日中の取引レンジは2,730.27-2,791.03となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、中国当局が景気対策を追加するとの観測も支援材料。一方、海外株の下落などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81583.30 -0.26%
17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比212.85ポイント安(-0.26%)の81583.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.10ポイント安(-0.37%)の24853.40で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。貸出増加率の鈍化などが景気の先行き不安をやや強めた。また、失業率の上昇も嫌気された。ほかに、海外市場の下落がインド株の売り圧力を強めた。
【中国】上海総合指数 3387.41 -0.04%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.32ポイント安(-0.04%)の3387.41ポイントと小反落した。
外部環境の不透明感が重しとなる流れ。中東地域の地政学リスクが依然くすぶっている。イランとイスラエルの軍事衝突を巡っては、和平交渉の動きが伝わるなど沈静化の期待が高まっていたものの、ここにきて再び混迷化した。攻撃の報復が治まる気配はなく、イスラエルはイラン首都テヘランへの空爆を強化。トランプ米大統領は17日午前(日本時間)、自身のSNSに「テヘランから全員退避するべきだ」と投稿した。
<CS>