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26日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1210.79ポイント安(-0.96%)の124768.71で引けた。日中の取引レンジは124,732.20-126,562.53となった。
買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速懸念も金融緩和期待を後退させた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3276.00 -1.51%
26日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比50.14ポイント安(-1.51%)の3276.00となった。日中の取引レンジは3,233.39-3,339.41となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落や通貨ルーブル安の進行が指数の足かせとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。
【インド】
休場
【中国本土】上海総合指数 3380.21 +1.02%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比34.17ポイント高(+1.02%)の3380.21ポイントと3日ぶりに反発した。
投資家心理が上向く流れ。米長期金利の低下や、中国の政策期待が相場を押し上げている。米利下げ観測が再び強まる中、昨夜の米10年債利回りは大幅に低下し、一時、約2カ月半ぶりの低い水準を付けた。また、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は来週3月5日に開幕する予定。市場では、消費促進策やテック産業支援策が打ち出されるとの観測も流れている。そのほか、米中対立の更なる悪化懸念もやや薄らぐ。国営メディアが26日に報じたところによると、習近平・国家主席はトランプ米政権が打ち出した関税賦課や投資規制に対し、過度に反応せず、慎重なアプローチを取ることを示唆した。指数は中盤から上げ幅を広げている。
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