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22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.31%(410.19ポイント)安の129951.37で引けた。日中の取引レンジは129094.35-130345.51となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。欧州株の下落が指数の足かせに。また、インフレの加速懸念なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となったほか、成長予想の上方修正が引き続き好感された。
【ロシア】MOEX指数 2755.19 -0.45%
22日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.45%(12.52ポイント)安の2755.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,754.08-2,783.82となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。輸出銘柄の下落が指数の下げを主導。通貨ルーブル高の進行が圧迫材料となったもようだ。また、欧州株安もロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 24472.10 -1.25%
22日のインドSENSEX指数は続落。前日比930.55ポイント安(-1.15%)の80220.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同309.00ポイント安(-1.25%)の24472.10で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで17日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3285.87 +0.54%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.76ポイント高(+0.54%)の3285.87ポイントと3日続伸した。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。金融緩和や株価対策など、当局の支援策が引き続き支えになっている。市場支援策では、中国人民銀行(中央銀行)が先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」の正式始動を公表した。自社株買いでは、すでに20日までに少なくともA株企業23社が同制度の活用を発表。SFISFの初回オペでは、証券会社など20社が21日、計500億人民元(約1兆600億円)規模の資産交換に応札した。
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