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6日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2123.51ポイント安(-1.78%)の117425.70で引けた。日中の取引レンジは117,095.88 - 119,548.02となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧米市場の下落や米追加の利上げ懸念の高まりなど海外環境の悪化が警戒され、売りが先行。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。ほかに、世界景気の先行き不透明感が強まっていることが引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2819.60 +0.52%
6日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比14.60ポイント高(+0.52%)の2819.60ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,813.38 - 2,837.49となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。経済指標の改善が好感された。6月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は56.8となり、前月の54.3を上回った。また、通貨ルーブル安の進行を食い止めるため、ロシア中央銀行が対策を講じているとの報道も支援材料。一方、欧米市場の下落や米追加の利上げ懸念の高まりなどが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 65785.64 +0.52%
6日のインドSENSEX指数は強含み。前日比339.60ポイント高(+0.52%)の65785.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同98.80ポイント高(+0.51%)の19497.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日まで7日連続の買い越しとなった。また、景気対策への期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3205.58 -0.54%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.37ポイント安(-0.54%)の3205.58ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景況感の低迷や、米中の経済対立などが引き続き投資家心理の重しとなっている。中国が半導体製造に必要な素材の一部を輸出規制すると発表する中、米商務省の報道官は5日、「中国の規制措置に断固反対する」と抗議し、同盟国と対応を協議することを明らかにした。それより先、事情に詳しい複数関係者の話として「バイデン米政権は中国企業を対象に、米国のクラウドサービスの利用を制限する準備を進めているもよう」などと外電で4日に報じられている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。指数はプラス圏で推移する場面もあった。中国の景気回復遅れが鮮明化する中、当局は景気対策を強めるとの期待は持続している。また、イエレン米財務長官は本日(6日)夕方、中国の政府高官と会談するため北京を訪問。市場の一部では、関係改善の期待も高まっている。
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