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【ロシア】MOEX指数 2330.73 +0.57%
21日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比59.68ポイント安(-2.56%)の2271.05で取引を終了した。2341.21から2260.68まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州連合(EU)が追加の経済制裁を発動するとの観測が嫌気された。フランスメディアによると、EUがロシア製原油と天然ガスの輸入禁止を排除していないという。また、ウクライナ紛争の長期化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 57911.68 +1.53%
21日のインドSENSEX指数は続伸。前日比874.18ポイント高(+1.53%)の57911.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同256.05ポイント高(+1.49%)の17392.60で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。追加利上げ懸念の後退が支援材料。財務省はこのほど、現時点のインフレ率が目標範囲内に収まっていると指摘した。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き好感された。
【中国本土】上海総合指数 3079.81 -2.26%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比71.24ポイント安(-2.26%)の3079.81ポイントと5日続落した。年初来安値をつけた3月15日以来、約5週ぶりの水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行(中央銀行)の金融政策が失望されたほか、中国景気の先行き不安もくすぶっている。野村は最新リポートで、中国の今年4-6月期の国内総生産(GDP)成長率見通しを3.4→1.8%に1.6ポイント下方修正した。これに先立つ19日、国際通貨基金(IMF)も中国の成長見通しを引き下げている。「ゼロコロナ」政策が景気下押しにつながると分析した。また、上海市の保健当局が21日、新型コロナウイルス感染の重症者が20日時点で159人に上り、前日(19日)の50人ほどから3倍に増えたと報告したことも不安視されている。指数は終盤に入り、下げ足を速めた。
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