13日の日経平均は、3日ぶり反発。一時21900円を回復する場面もみられたが、直近戻り高値水準での上値の重さもあり、上げ幅を縮めている。ただし、引き続き5日線レベルでの底堅さが意識されており、緩やかに上昇する過程で煮詰まり感が台頭している。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでのこう着が続いており、楽観視はできないものの、+2σとのレンジ移行が意識される。一目均衡表では転換線が支持線として機能しており、遅行スパンは実線に沿った格好での上方シグナルを継続させている。最大の難問ととなる雲下限に接近しており、来週はこの雲下限突破を試すことになろう。雲上限が横ばいで推移する一方で、雲下限は緩やかに下降しているため、次第に厚みが増してくる。そのため、週初の早い段階で突破を試すことが理想的である。雲の中では強弱感が対立しやすく、最初のトライで跳ね返されるのは想定内。そのため、押し目拾いの好機にもなりそうだ。雲下限到達で22000円の目先のターゲットは達成するが、雲下限突破となれば、雲上限の22500円が次のターゲットになろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反発。週前半が勝負、22500円が新たなターゲットに