週明け2日の中国本土市場は反落した。主要指標の上海総合指数は、前日比5.72ポイント(0.18%)安の3163.18ポイント。上海A株指数も下落し、6.02ポイント(0.18%)安の3312.69ポイントで取引を終えた。両市場を合わせた売買代金は、5700億人民元を超えている。

戻り売りの圧力に押された。電気・通信、金融、公共、ヘルスケアなどのセクターで下落が目立つ。創業板もさえない。大型IPOに寄せる期待が強まるなか、ザラバでは創業板が1918.22ポイントまで上昇し、約5カ月ぶりの水準を付けたものの、その後は売りが優勢。0.23ポイント(0.01%)安の1900.25ポイントで取引を終えた。

一方、寧徳時代、富士康などの新規上場を控え、関連銘柄は物色されている。空港・空運、セメント、製紙などのセクターも買われた。

外貨建てB株の相場は続伸した。上海B株指数が0.53ポイント(0.16%)高の327.40ポイント、深センB株指数が0.43ポイント(0.04%)高の1154.69ポイントで終了した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 2日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、上海B株は0.2%高で続伸