4. 業績好調のため長期経営指針の「第2フェーズ」「第3フェーズ」ともに上方修正 2031年3月期を最終年度とする長期経営指針「ND For The Next 2030」を策定し、現在、成長基盤の拡大と生産性の向上を果たす「第2フェーズ(2025年3月期〜2028年3月期)」を推進している。空調計装関連事業では選別受注を進めるとともに、既設工事につながる新設工事や省エネに向けた大規模な改修など既設工事の獲得を図る。一方、開拓余地が大きい産業システム分野にも経営資源を投入し、産業システム関連事業の成長に弾みをつける考えだが、旺盛な受注環境を背景に空調計装関連事業が想定以上に好調に推移している。このため、「第2フェーズ」の目標を当初目標に対して、売上高420億円を465億円へ、営業利益65億円を95億円へ、また長期目標である「第3フェーズ」についても、売上高450億円を525億円へ、営業利益60億円を105億円へ、それぞれ上方修正した。