(3) 生活衣料事業 生活衣料事業の直近5年間の売上高は約70億円前後で推移しているが、売上・利益構造は徐々に変化が見られる。主力ブランドであるB.V.D.(インナーウエア)への依存度が高まり、全体売上の7割以上を占める一方で、量販店での販売は漸減傾向にある。代わりにEC販売は増加傾向にある。また、B.V.D.以外で高級肌着「アングル」は、Made in Japanを掲げ、アジアの富裕層に人気が高く、徐々に存在感を増している。利益・コスト面では、円安の進行に伴う原材料や資材の価格高騰が続いているため利益率が低下した。