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なお、同社は決算発表に先立ち、7日に2025年3月期連結業績予想の上方修正を行っている。
ダイレクトメール事業の売上高は前期比17.0%増の186.10億円、セグメント利益は同19.3%増の10.53億円となった。充実した営業体制を基盤に、企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がけるワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開した。また、発送代行サービスのオンライン受注を強化することで、販路の拡大を図るとともに、従業員による対面業務を削減することで業務効率及び生産性の向上に努めた。EC通販市場の拡大に伴い需要が増加している宅配便等の小口貨物を取扱うフルフィルメントサービスについては、6月より新たに国立フルフィルメントセンターを稼働させるなど、サービス提供体制の強化に努めた。
インターネット事業の売上高は同10.8%減の11.74億円、セグメント利益は同15.6%減の2.26億円となった。コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化するとともに、これまで培ったWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービスにも引き続き注力した。
アパレル事業の売上高は同38.9%増の13.71億円、セグメント利益は同2.2%減の0.52億円となった。子会社のビアトランスポーツの販売体制の整備充実を図るとともに経営体制の強化を進め、ビアトランスポーツのサイトを通じた商品の販売の促進に努める一方で、為替やインフレ等の外部環境の影響を受けた。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.9%増の228.30億円、営業利益が同17.8%増の8.00億円、経常利益が同16.5%増の7.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.0%増の5.15億円、配当は5円増配の1株28円を見込んでいる。
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