売上面は、第1四半期が前年同期比6.4%増の453百万円、第2四半期が同9.0%増の461百万円に対し、第3四半期はプロダクト事業におけるSEO(Search Engine Optimization:検索エンジンにおいて自社サイトを上位に表示させるための施策)・制作サービスの納品タイミングの影響などにより同3.5%減の435百万円と減収に転じ、期初の通期売上高計画2,233百万円に対する第3四半期累計の進捗率は60.5%に留まった。利益面は、人材マッチング事業及びインキュベーション事業の伴走型案件の拡大に伴う売上ミックスの変化により、売上総利益率は前年同期比10.1ポイント悪化した。また、販管費は人件費の適正化及び広告宣伝費のROI(Return on Investment:投下した費用に対する利益の割合)向上などにより、販管費比率が同3.4ポイント改善した。その結果、EBITDA(営業利益に減価償却費を加算して算出)は同36.0%減の131百万円、営業利益は37百万円と黒字を確保した。