a) プロダクトブランド「201°」(NIHYAKU-ICHI-DO) 同社はデザインに調和しつつ、ABWなど新しい働き方に対応したオリジナルプロダクト「201°」の企画・販売を2017年から行っている。人の平均的な視野と言われる200°に1°の視点を加えることで、少しだけ視点の違うものを作りたいという思いがブランドネームに込められている。簡単に集中スペースを作り出せるブースや、カジュアルな打ち合わせに最適なミーティングベンチを含む全18種類を発売しており、どんな空間にも馴染むベーシックな色合いと、素材の質感やディテールの繊細さにこだわりがある。2018年に、米国を代表するデザイン雑誌『Interior Design』が主催する国際的なデザイン賞「The Best of Year Award 2018」において、同ブランドの集中ブース「COOM」がプロダクト部門デスクカテゴリーで最優秀賞を受賞した。
b) 「DAFT about DRAFT」 同社は、ファッションのように自由で繊細な発想で、長い時間をともに過ごせるプロダクトを生み出す新しいブランド「DAFT about DRAFT」を2022年4月にローンチした。2022年8月には東京・表参道にフラッグシップストアをオープンした。山下氏がディレクターを務め、オリジナルデザインのファニチャーや海外からのセレクトブランド商品といった暮らしに彩りを添えるアイテムを揃えている。
c) 「WonW Chair」 山下氏のデザインを求めて、各社よりオファーが増加している。一例として、WonW Chairはその象徴的なプロジェクトの1つであり、オリバー社からの依頼を受けて、コラボレーションしたものだ。そのチェア初披露の場として、駐日スペイン大使館にて展示会が開かれた。今後も山下氏のデザインを求めるニーズは多く、引き続き注目されると推測する。
d) Villa ASO 2023年9月、ひらまつ<2764>は、運営する東京・代官山の「リストランテASO」と「カフェ・ミケランジェロ」をリニューアルオープンした。街のランドマークとして愛され続けたいという想いを込め「Villa ASO」と名付けた。このリニューアルは、昭和初期に建てられた洋館の歴史的価値を尊重しつつ、未来に向け進化を遂げることを目指している。山下氏が手掛けたデザインは、「歴史と時代の調和」をテーマに、上質で心地よい空間を作り出している。