サスメド<4263>は、ミッションに「ICTの活用によって持続可能な医療サービスを社会に提供し続けること」を掲げ、医薬品及び医療機器に次ぐ第三の治療法として注目されるデジタル治療(Digital Therapeutics、以下、DTx)を開発する研究開発段階のベンチャー企業である。治療用アプリを開発するDTxプロダクト事業、及び製薬企業の臨床試験効率化を支援するDTxプラットフォーム事業を展開している。DTxプロダクト事業は不眠障害治療用アプリ「サスメド Med CBT-i(R)」や後続の開発パイプラインの進捗も順調で、2025年2月にはあすか製薬(株)(あすか製薬ホールディングス<4886>の子会社で産婦人科領域のスペシャリティファーマ)との共同研究開発及び販売に関する契約に基づくマイルストンを達成した。また、DTxプラットフォーム事業では2024年12月に、統合型静脈疾患レジストリの構築作業が完了し企業向けの提供を開始するなど事業展開が本格化している。