2014年8月には、カメラによる画像認識と光線式センサーの組み合わせにより、扉に向かう人のみを検知して無駄開きを防止する「e-セービングドア」をリリースした。2018年5月には、フレームレスで限りなくガラスだけのデザインを実現した新型ドア「スリムドアZero」のほか、戸袋用防護柵「フィックスサイドガードZero」をリリースした。2019年8月には、自動ドア全般にわたる日本産業規格JIS A 4722に対応した自動ドア「Fiプラットフォーム」と、それに対応する新しい保守点検サービス「Fi-A(アラーム)」をリリースした。「Fiプラットフォーム」は、開閉ワンサイクルごとにセンサーの安全性を確認し、各部をネットワーク監視することで安全性を確保した。また、故障及び故障につながる情報をインジケーターの点滅によりお知らせするほか、スマートフォン専用サイトで自動ドアの状態を確認することができる。なお、電装品の見直し、構成部品の設計、強度の改善などにより耐久性が向上し、従来は3~4回の定期点検を年2回にした。