一方で、リテール部門も成長を怠らない。日本5大都市を中心に店舗網を拡大させつつ、売場面積の拡大と並行して旗艦店を中心にネットとリアルを融合した体験提供により面積当たり売上高の最大化も図っていく。大型新店・既存店増床により、さらに面積効率の向上を図ることで営業利益率も上昇する。そのほか、グローバルでは日本と親和性が高くインバウンド需要にも強い香港を海外プラットフォームの起点とし、海外初の旗艦店「@cosme HONG KONG」を2025年内にオープン予定。コロナ禍を経て業績が上向きつつある中、利益の再成長局面にある同社の今後の動向には注目しておきたい。