コンテンツ事業の売上高は前年同期比41.2%増の160.01億円、業容が拡大したこと及び為替相場の影響によりドル建てで決済するサーバー代が高騰したこと、将来の新規事業へ向けた事業投資、人件費の増加などがあったものの、セグメント利益は同43.7%増の29.06億円となった。ファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は同39.5%増の140.06億円となった。当第3四半期累計期間においては、新規アーティストの獲得を進めるとともに、チケット先行や会員限定イベントなど好調なライブ・コンサートとの連動施策を実施したことや、前期に獲得、開設した大型アーティストの貢献により、事業の基盤となるファンクラブ/ファンサイトの有料会員数を大きく増加させることができた。また、韓国発のコミュニケーションアプリの日本版として、「bubble for JAPAN」のサービスを開始しその利用促進を図るとともに、中国でのファンクラブ展開を加速させるなど今後のグローバル展開へ向けた取り組みも進めてきた。EC事業の売上高は同54.4%増の19.94億円となった。当第3四半期累計期間においては、拡大したアーティスト、ファンという事業基盤に支えられ、様々な会員特典企画の実施や、コンサート会場での電子決済や事前販売・会場受取サービスなどのファンニーズに寄り添った新たなコンサートグッズの販売方法の充実により、商品取扱高を増加させ、販売は好調に推移した。加えて、ファンクラブ向けのオンラインくじ「Fanpla Chance」の利用も拡大し、収益も大きく増加させることができた。