2024年10月期の売上高は、前期比5.9%減の1,381百万円と2期ぶりに減収に転じ、営業利益率※1も前期の12.6%から11.9%と若干低下した。比較的規模の小さい案件が多かったことや、既存導入校からの追加カスタマイズ案件も前期と比較して少なかったことが減収要因となった。ただ、2024年11月に高知大学向けに導入した、Google Cloud上で運用する「Campus Plan」(学務系シリーズ)が業界内で高く評価され※2、複数の国立大学の新規受注獲得につながったほか、次世代学園総合情報システム「Campus Plan Smart」も含めて2025年10月期以降の案件受注や引き合いを多く獲得するなど、今後の売上拡大に期待が持てる状況となっている。