売上高に関しては、ストック型・フロー型ともに順調に推移した。ストック型売上高は、前期比10.8%増の5,520百万円となった。既存運営物件は年間を通して安定した稼働を維持し、2024年9月には稼働率で99.04%と過去3年間の最高値を記録した。下半期には「AMBRE」(渋谷区)や「OMB目黒中町」(目黒区)など保有物件が開業し事業規模が拡大した。運営中物件は62棟(前期末は58棟)、運営面積は98,923平方メートル(同85,437平方メートル)といずれも前期を上回る。フロー型売上高は、前期比22.1%増の2,428百万円と伸長した。これは、3件の大型工事竣工・引渡に加え、「PORTAL POINT HARAJUKU ANNEX」「IVY WORKS」の売却が上期に成立したことによる。なお、これらフロー関連の物件は引渡・売却後もML契約を締結しストック型売上につながっている。