*16:33JST 城南進学研究社---1Q能力開発のLeading Companyを目指して企業活動を推進 城南進学研究社<4720>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.9%減の12.55億円、営業損失が1.71億円(前年同期は1.57億円の損失)、経常損失が1.71億円(同1.53億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.16億円(同1.62億円の損失)となった。

同社グループは、経営循環モデル「JOHNAN SUCCESS LOOP」に基づいて、乳幼児から社会人まで、幅広い層に対して、学び、成長していく機会と場を提供できる総合教育ソリューション企業としてたくましい知性、しなやかな感性を育む能力開発のLeading Companyを目指して企業活動に取り組んでいる。

教育事業の売上高は前年同期比5.3%減の11.62億円となった。児童教育部門では、算数教室「りんご塾」や子会社である城南フェアリィー等の保育園事業の売上が増加したが、前期に乳幼児向け育脳教室「くぼたのうけん」を3教場閉鎖統合したことなどから、売上高は前年同期比で減少となった。映像授業部門(映像授業教室「河合塾マナビス」)では、新規入学が好調で前年を上回っているが、継続生の減少で在籍生は前年同期を下回っており、売上高は前年同期比で減少となった。個別指導部門(個別指導塾「城南コベッツ」)では、新規入学はほぼ前年並みとなり、また直近の夏期講習の申込も好調に推移しているが、前年の不採算教場の閉鎖統合で教室数が減少していることなどから前年同期を下回る売上高となった。デジタル教材・ソリューション部門では、りんご塾の展開が好調であり、オンライン学習教材「デキタス」も学校や自治体等での不登校児への学習サポート用教材として利用が拡大しているが、昨年度までの大規模案件が契約満了となったことなどの影響により前年同期では売上高が下回ることとなった。なお、教育事業は、事業の性質上、第2四半期以降に売上高・利益とも偏る傾向にある。

スポーツ事業の売上高は同1.1%増の0.92億円となった。子会社である久ケ原スポーツクラブでは、スイミングクラブの在籍者数が前年同期を下回るものの、値上げの効果もあり、売上高は前年同期比で増加となった。オンライン学習教材「デキタス」や学童保育の「くがはらキッズ」、お稽古クラブ「スキッパーズ」などの運動と勉強を掛け合わせたサービスもほぼ前年並みの売上高で推移している。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増59.69億円、営業利益が25.6%減の0.22億円、経常利益が同60.7%減の0.15億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.55億円とする期初計画を据え置いている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 城南進学研究社---1Q能力開発のLeading Companyを目指して企業活動を推進