ストック型フィービジネスの売上高は前年同期比4.3%増の61.22億円、EBITDAは14.24億円、営業利益は12.89億円となった。グループが保有する収益不動産からの賃料収入を収益の柱とする他、エー・ディー・パートナーズ及びADW Management USA. Inc.の不動産管理収入、スミカワADDの工事・改修収入などがある。10億~20億円規模の収益不動産の積極的な取得が寄与した結果、物件単価が上昇し、収益不動産の期中平均残高は、前年度の348.76億円に対し、当年度は448.94億円に増加している。ストック型フィービジネスはグループの業績の安定性を担保するという重要な位置づけであり、販売目線での商品価値の向上は、同時にグループ保有時の賃料収入の確保につながるとしている。また、エー・ディー・パートナーズのプロパティ・マネジメントも、物件単価上昇に伴い顧客層の変化があったため、更なる効率化と対応力を高めていく必要があるとしている。