4. 「第2フェーズ」となる次期中期経営計画では企業価値の向上を図る 2031年3月期にROE10%以上、営業利益60億円、売上高450億円を目指す長期経営指針「ND For The Next 2030」において、成長基盤を構築する「第1フェーズ(2021年度~2023年度)」となる現中期経営計画は、以上のように非常に順調に進捗した。成長実現と事業品質向上を進める「第2フェーズ(2024年度~2027年度)」となる次期中期経営計画では、内外環境の変化を織り込むとともに、昨今株式市場から強く求められている企業価値の向上に向けて、ROEを全社の目標経営指標として設定し、資本コストを意識した経営を進める方針である。詳細は、2024年3月期決算説明会で公表予定である。弊社では、活況な受注環境により一定の成長を期待する一方で、人的資本の拡充やデジタル化による生産性向上などに注力することになると考える。