MBCは、γδΤ細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の台湾での普及を目指し、各種手続き等を行なってきた。台湾においては、本技術を用いた免疫細胞治療をはじめとする再生医療の実施について、医療機関が規制当局に申請し承認を得る必要があり、今回、台湾の規制当局である衛生福利部から、MBCの提携医療機関であるTaichung Tzu Chi Hospital, Buddhist Tzu Chi Medical Foundationが承認を受けた。今後、MBCは台湾での本技術を用いた免疫細胞治療の普及を目指しており、同社はライセンス契約に基づき、MBCのγδΤ細胞の培養加工件数に応じて、ロイヤリティを収受することとなる。