c) エア・ウォーター、ベジテックとの提携 デリカフーズホールディングス<3392>は2023年2月にエア・ウォーター、ベジテックとの3社による業務提携を発表した(エア・ウォーターとは第三者割当による資本業務提携)。エア・ウォーターは北海道での野菜の調達力、畜肉原料の調達力、冷凍野菜をはじめとした多様な加工技術、全国に点在する物流拠点や自社グループでの小売販売網(九州屋)を持つことが特徴で、2023年3月期のアグリ&フーズ事業の売上高は1,520億円となる。ベジテックは青果物の専門商社で、仲卸事業を中心に展開しており、小売りや中食向けの販路に強みを持つ。また、カット野菜やフルーツ加工、パッケージ加工事業なども手掛けており、売上規模は2022年3月期で643億円である。