a) 障がい者雇用支援サービス 障がい者雇用支援サービスの売上高は前期比19.7%増の6,900百万円を計画している。内訳は、設備販売で同8.0%増の2,336百万円、運営管理収入で同35.0%増の4,058百万円、人材紹介料で同14.5%減の506百万円となる。運営管理収入の売上構成比上昇や減価償却費の増加等により、営業利益率は前期の約39%から約38%と若干低下するが、2ケタ増益を維持する見通しだ。
b) ロジスティクスアウトソーシングサービス ロジスティクスアウトソーシングサービスの売上高は、EC通販発送代行業務を中心に前期比10.2%増の1,475百万円を計画している。2023年8月には千葉県流山市に新物流センター(3,400坪、売上能力1.1億円/月)を開設する予定となっており、早期収益化に向けた営業強化に取り組む方針だ。営業利益は新物流センターの立ち上げ負担もあって、前期並みの水準を想定している。
c) 採用支援サービス 採用支援サービスの売上高は前期比8.4%増の635百万円と2期ぶりの増収に転じる見通し。求人数の回復が追い風となる一方で求職者数の回復が不透明なことから、保守的な計画に設定しており上振れ余地を残している。一方、利益面ではコールセンターの生産性改善効果によって、前期比50百万円の増益を見込んでいる。AIによる自動応募受付サービスの提供も開始し、アナログ・デジタル双方の顧客ニーズの取り込みを図りながら事業を拡大する方針だ。