■業績動向

1. 2023年3月期第2四半期の業績概要
ランドコンピュータ<3924>の2023年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比21.1%増の5,404百万円、営業利益が同52.0%増の449百万円、経常利益が同53.4%増の459百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同39.1%増の269百万円となった。また、期初計画比では、売上高が8.1%増、営業利益が45.2%、経常利益で45.9%増、親会社株主に帰属する四半期純利益が34.5%増と予想を大幅に上回って着地した。前期に続き2023年3月期も期首に子会社が1社加わり、連結子会社は2社になった。子会社の取得費用及びのれんの償却額は、前年同期の26百万円から114百万円へ増加した。

営業利益は、期初計画比139百万円増加した。増減分析を見ると、増益要因としては、売上増加による売上総利益の増加(81百万円)、原価率改善に伴う売上総利益の増加(51百万円)、受注損失引当金の戻入(40百万円)、販管費の減少(23百万円)であった。一方で減益要因は、業績達成に伴う賞与引当金の増加(56百万円)があった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ランドコンピュ Research Memo(4):2023年3月期第2四半期の営業利益は計画を大幅に上回って着地