レカム<3323>は14日、2022年9月期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前期比34.6%増の89.20億円、営業利益が同96.1%増の4.13億円、税引前利益が同197.8%増の4.57億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が3.51億円(前期は3.16億円の損失)となった。

海外ソリューション事業の売上収益は前年同期比2.9倍の39.41億円、セグメント利益は増収およびSLW社の業績が全体を牽引し、2.52億円(前年同期は0.66億円の損失)となった。ASEAN諸国における移動制限による影響、中国においてはロックダウン等の影響があったが、脱炭素に向けた環境商材の販売に取り組んだ。SLW社においては、販売代理店の拡充やDIYショップの開拓等により業容を拡大した。

国内ソリューション事業の売上収益は同7.4%減の43.82億円、セグメント利益は販売費及び一般管理費の削減等により、同3.7%増の0.98億円となった。直営店チャネル、顧客データベースを活用した効率的な営業活動を行うとともに、新規の顧客開拓に取り組み、企業のネットワークセキュリティ強化のための独自商品であるUTM (Unified Threat Management:統合脅威管理)とテレワーク対応商品の販売に注力した。半導体不足によるビジネスフォンやLED照明の調達難の影響やReSPRの販売が減少したこともあり、同チャネルの売上収益は同3.8%減の22.39億円となった。FC加盟店チャネルは、直営店の販売手法を水平展開し、セキュリティ商材等の販売支援を実施した結果、同チャネルの売上高は同1.9%減の11.46億円となった。代理店チャネルは、セキュリティカメラ等の新規商材の開発や代理店の開拓に取り組んだが、主力商品であるLED照明の調達難の影響やReSPRの販売減により、同チャネルの売上高は同13.2%減の9.95億円となった。

BPR(Business Process Re-engineering)事業の売上収益は同9.2%増の5.96億円、セグメント利益は急速な円安元高によりオフショアセンターの人件費増、経費増となったため、同26.6%減の1.12億円となった。新規顧客開拓に取り組むとともに、業務改善や経費削減提案を実施することでRPAやAI-OCRの導入、BPO業務受託を獲得した。BPOセンターにおいては、業務の自動化をより一層進め、業務効率化と品質向上を実現した。

2023年9月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比17.7%増の105.00億円、営業利益が同88.8%増の7.80億円、税引前利益が同63.9%増の7.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同28.0%増の4.50億円を見込んでいる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 レカム---22年9月期は2ケタ増収・大幅な増益、海外ソリューション事業が業績に貢献