True Data<4416>は14日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比13.9%増の7.09億円、営業利益が0.44億円(前年同期は0.03億円の損失)、経常利益が0.42億円(同0.02億円の損失)、四半期純利益が0.40億円(同0.03億円の損失)となった。

消費財メーカー向け主力サービスである「イーグルアイ」「ドルフィンアイ」の販売拡大に注力すると共に、小売業向けサービスである「ショッピングスキャン」に関しても、販売体制を強化し新規取引先開拓のための取組みを進めている。これらの主力サービスは、クラウド上のサービス提供に対して月次課金型の使用料を受け取るビジネスモデルであり、ベースとなるストック型の安定的な収益を確保している。加えて、同社の強みである消費者購買ビッグデータの更なる活用を目指し、新規領域の開拓にも注力した。

2023年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。 売上高は前期比11.9%増の14.70億円、営業利益は同104.5%増(前回予想比29.8%増) の0.46億円、経常利益は同88.1%増(同29.8%増)の0.42億円、当期純利益は同163.2%増(同106.8%増)の0.40億円としている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 True Data---2Qは2ケタ増収・各利益段階は黒字転換、業績予想の上方修正を発表