マイクロアド<9553>は10日、同社が提供する、マーケティングデータプラットフォーム「UNIVERSE」が、提携するmitorizが保有するレシートデータを活用した、メーカー向け商品分析サービス「カウミー」の提供を新たに開始したことを発表。
飲料・食品メーカーを中心に、購買データ分析をもとにした、流通チェーンを横断した自社商品の売上推移や、ユーザーの購買傾向の特徴を分析・可視化するサービスを開始する。

同社が提供する「UNIVERSE」は、2016年の提供開始からこれまで、自社保有のオーディエンスデータと、約200以上のパートナー企業やメディアから提供を受けている多種多様なデータと連携してきた。連携する各種データを、独自開発のデータ収集基盤によって統合的に集積・分析し、さまざまな業界業種に特化したデータプラットフォームサービスを提供している。

マイクロアドの「UNIVERSE」はmitorizが保有する膨大なレシートデータと、マイクロアドの強みであるデータの分析・加工技術を掛け合わせることで、購買予測分析サービスをおこなってきた。

これらの背景から、メーカーの自社商品における、商品分析をおこなうサービス「カウミー」を開始。膨大なレシートデータをもとにした購買データ分析によって、流通チェーンを横断した自社商品の売上推移や、ユーザーの購買傾向の特徴を可視化する。
サービスの特徴としては、ユーザー、流通チェーン、特定商品に対し、それぞれを軸とした分析が可能となる。「カウミー」を活用することで、メーカーは、新たな商品開発や販促等の施策改善など、自社商品の売上向上に繋げることが可能になる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マイクロアド---レシートデータを活用し、小売流通チェーンを横断した購買需要分析サービスの提供を開始