SIGグループ<4386>は10日、2023年3月期第1四半期(22年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.4%増の12.07億円、営業利益が同83.3%減の0.07億円、経常利益が同4.7%減の0.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.2%増の0.64億円となった。

システム開発の売上高は8.91億円(前年同期比2.5%増)となった。公共系では政令都市向け人事給与システムの制度改正対応や自治体向け国保標準システム移行への対応等、製造系では組込系開発および上位システム開発の請負案件の受注増、サービス系では仮想移動体通信事業者向けの案件を軸とする安定需要があった。

インフラ・セキュリティサービスの売上高は3.16億円(同24.2%増)となった。エネルギー系では既存顧客の新規案件の受注増、サービス系ではAWSクラウド案件やシステム構築案件等があった。

2023年3月期通期については、売上高が前期比12.8%増の55.44億円、営業利益が同3.1%増の3.90億円、経常利益が同7.3%増の4.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.8%増の2.90億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 SIGグループ---1Qは増収、システム開発とインフラ・セキュリティサービスのいずれも増収