リソー教育<4714>は5日、2020年9月開示の、同社およびヒューリック<3003>ならびにコナミスポーツとの業務提携について経過を発表した。

検討していた子ども向けワンストップサービスを提供するビルの開発を、「こどもでぱーと」としてシリーズ展開をする。

3社で締結した業務提携契約に基づき、子ども向けワンストップサービスの業態開発および当該サービスを提供するためのビル開発を行い展開することで、送迎や移動に関する保護者にとっての不便・不安を解消すると共に、子どもの個性に合わせた複数のサービス提供を同じビルで受けることが可能になり、さらに既存ブランドの拡張、各社共同での会員向けサービスの展開、各社のノウハウ等の相互活用等、1歳から継続して通えるワンストップサービスによる新たな囲い込み戦略を展開する。

「こどもでぱーと」は、子ども向けの様々な子育て・教育機能を集積させ、子どもたちの多様な知的好奇心を育み、学びや体験が積み上がる場として、ヒューリックが中規模ビルの開発もしくは既存物件の改修をおこなう。
同社は「こどもでぱーと」において、「伸芽’Sクラブ託児」「伸芽会」「伸芽’Sクラブ学童」「TOMAS」「インターTOMAS」など同社のブランドを展開する予定。

今回、ヒューリックが東京都と渋谷区が実施した「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」の事業予定者として選定された開発予定建物「MITAKE Link Park」(仮称)内においても、「こどもでぱーと」の展開を予定している。

同社は今後、「MITAKE Link Park」(2026年竣工予定)の他、新築開発もしくは既存物件の改修による「こどもでぱーと」の展開を2029年までに首都圏に20棟まで増やす方針としている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 リソー教育---子ども向けワンストップサービスの提供ビル「こどもでぱーと」のシリーズ展開(開示事項の経過)