日産東京販売ホールディングス<8291>は18日、VRを活用した試乗体感ツール「NISSAN TOKYO Virtual testdriveブース」を導入することを発表した。同社が中期経営計画「次の東京へ、お客様と共に。」で掲げる「新たな販売スタイルの実現」を DXの面からアプローチする。

「NISSAN TOKYO Virtual testdriveブース」は、同社とパナソニックカーエレクトロニクス、パナソニックシステムデザイン、パナソニック映像、日産クリエイティブサービスの5社の協業により開発された。VRシステムは、パナソニックカーエレクトロニクスが販売し、パナソニックシステムデザインが開発した「TRICK MAPPING(R)」の技術を使用する。

VR用のゴーグルを使用せず、大型モニターを使用し、複数人(最大4名)でバーチャル試乗ができることが特徴で、コンテンツは「セレナe-POWER」「オーラe-POWER」「NISSANGT-R」「日産360度セーフティアシスト(先進安全技術)」の4種類となっている。「イオンモール多摩平の森」内にある、同社の子会社である日産東京販売の常設展示場に19日から導入される。

同社は、今後の新型車や新技術の発表等に合わせ、メニューを拡充していく。コンテンツの動画は、日産東京販売の全店舗の営業ツールとしても今後活用していく予定としている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日産東京販売ホールディングス---VR試乗体感ツールを導入、「新たな販売スタイルの実現」をDXの面からアプローチ