クシム<2345>は10日、子会社のクシムソフトの主力ビジネス、システムエンジニアリングサービスの2月度エンジニア稼働率を発表した。

エンジニア稼働率は目標稼働率の96%を超え100%を達成した。主力ビジネスであるSESは、業界でのプロジェクト安定稼働時期である2月度においては、1月度のプロジェクト移動の多いタイミングを100%稼働で進捗したことがきっかけで、そのままの100%稼働を維持した。長期参画しグループシナジーの強化として進めている暗号資産マーケット向けプロジェクトの継続、またその他プロジェクトにおいてもすべての契約が継続となった。エンジニア増員においても中途採用を中心に進めており、入社前からの各プロジェクト調整を図ることで、入社オリエンテーション終了時からリードタイム無くプロジェクト参画を実現した。オリエンテーション終了時から非稼働を発生させないプロジェクトコントロールを積極的に取り組むことで、引き続き高い稼働率を維持したままの採用着地を進めていく。なお各プロジェクトの進捗状況から、第2四半期においては現状のまま全稼働を達成する見通しとなっている。

現状の好循環を継続するために、クシムソフトは引き続き案件の引き合いが多い成長分野のマーケットの訴求活動と中途採用者による増員を図ることならびにエンジニアスキルにおいてもより市場価値の高いスキル向上に努めていくとしている。

同社は、今後も顧客の声に対して真摯かつ柔軟に対応し、目標稼働率96%の維持を狙い、かつ、着実に新たな案件や顧客層の獲得及び社内受託開発の収益性を高めていきたいとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---2月度システムエンジニアリングサービス稼働率を発表