クシム<2345>は17日、子会社のクシムソフトの主力ビジネス、システムエンジニアリングサービスの12月度エンジニア稼働率を発表した。
エンジニア稼働率は目標稼働率の96%を超え100%を達成した。主力ビジネスであるSESは、第一四半期は稼働率の高さを維持した。グループシナジーの強化として進めている暗号資産マーケット向けプロジェクトを筆頭とした中長期プロジェクトへの参画達成や、案件移動時のリードタイム短縮化の達成によって、稼働率を下げることなく全エンジニアがプロジェクトに従事している。

12月度は一部参画プロジェクトにおいて急激な予算縮小と共に人員調整が生じたが、リードタイム短縮を実現し全稼働を維持。また、プロジェクトの切れ目である12月末から1月にかけても同様にリードタイム短縮を実現した結果全稼働を達成する見通し。現状の好循環を継続するために、クシムソフトは引き続き案件の引き合いが多い成長分野のマーケットの訴求活動ならびにエンジニアスキルにおいてもより市場価値の高いスキル向上に努めていくとしている。
同社は、今後も顧客の声に対して真摯かつ柔軟に対応し、目標稼働率96%の維持を狙い、かつ、着実に新たな案件や顧客層の獲得及び社内受託開発の収益性を高めていきたいとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---12月度システムエンジニアリングサービス稼働率を発表