ファーマフーズ<2929>は16日、アイ・ブレインサイエンス(AiBS)との間で、同社が実施する第三者割当増資の引受けを行う投資契約を締結したと発表。
同社は、機能性食品、化粧品、抗体創薬等の研究開発及び販売を行っている。特に最近では、認知機能分野で、記憶力向上のための機能性素材を多数開発している。近年では、新たな価値の創造及び中長期的な企業価値向上を目指して、新しいリソースを持つ企業との提携を通じたヘルスケア事業領域の拡大を推進している。
一方、AiBSは視点データに基づく正解画像注視率から認知機能を定量評価するシステムを用いた医療機器の開発を行っている。従来の認知機能検査が高度に専門的な知識や医師の経験値に依存していたのに対し、AiBSが開発するiPadアプリを用いることで簡便かつ客観的に認知機能の診断補助が行えるようになり、認知症患者がより適切な治療やケアを受けられることが期待される。
同社は、今回の出資により、認知機能低下の早期発見及びその改善のための機能性食品素材の組み合わせによる新しいビジネスモデルを目指すとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ファーマフーズ---アイ・ブレインサイエンスへの出資