サンワテクノス<8137>は29日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.9%増の334.89億円、営業利益が9.74億円(前年同期は0.74億円の利益)、経常利益が同609.1%増の10.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同615.1%増の7.09億円となった。

日本の売上高は前年同期比15.1%増の264.27億円、営業利益は5.46億円(前年同期は0.71億円の損失)となった。産業機械業界向けの電機品、電子部品及び設備機器、自動車関連搭載向けの電子部品の販売が増加したが、FPD関連業界向けの設備機器の販売が減少した。

アジアの売上高は前年同期比37.3%増の102.38億円、営業利益は同199.8%増の4.24億円となった。産業機械業界向けの電機品及び電子部品の販売が増加した。

欧米の売上高は前年同期比8.0%増の13.30億円、営業利益は同7.1%増の0.12億円となった。産業機械業界向けの電子部品及び設備機器の販売が増加したが、アミューズメント業界向けの電子部品の販売が減少した。

その他の売上高は前年同期比18.1%減の1.23億円、営業損失は0.10億円(前年同期は0.02億円の損失)となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.8%増の1,358.00億円、営業利益が同59.4%増の34.30億円、経常利益が同36.3%増の35.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.0%増の22.50億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 サンワテクノス---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、国内外ともに好調に推移