サムティ<3244>は25日、同日開催の取締役会において、同社が開発したホテル2棟を却することを決議したと発表した。対象は、「アゴーラ京都四条」「アゴーラ京都烏丸」(販売用不動産)。

同社によると、「アゴーラ京都四条」は京都市下京区のホテルで、客室数は80室、敷地面積は341.39平方メートル、延床面積は2,402.15平方メートル。「アゴーラ京都烏丸」は京都市下京区のホテルで、客室数は140室、敷地面積は591.26平方メートル、延床面積は4,124.03平方メートル。

売却の日程は契約締結日、物件引渡期日ともに2021年5月31日を予定。

売却先は大阪市内に所在する法人。物件2棟の売却に伴う連結売上高の増加額は、2020年11月期の連結売上高の10%に相当する額以上、売却に伴う経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の増加額は、2020年11月期の連結経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益のそれぞれ30%に相当する額以上としている。

なお、同社は売却先に対して、一部匿名組合出資をしているが、その他同社と売却先との間には、記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はなく、属性について問題はないとしている。

今回の販売用不動産の売却については、2021年3月30日に公表済みの「2021年11月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」記載の2021年11月期連結業績予想に織り込み済みとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 サムティ---販売用不動産(ホテル)の売却を発表