ファナック---大幅反発、今期業績見通しは想定を大幅下振れも保守的過ぎるとの見方に

ファナック<6954>は大幅反発。前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1125億円で前期比27.4％増益となった。一方、22年3月期は1484億円で同31.9％増益の見通しで、コンセンサスを500億円強下回っているとみられる。ただ、1-3月期受注高は中国を中心に想定を上回る大幅増加となっているなど、計画は保守的過ぎると捉えられているもよう。250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることも下支え材料に。 ＜TY＞