経営のキーワードとして、「Local & Global」「50・50 in 30」を掲げた。これは「BCV」の開発を成功に導くことで、グローバル製薬企業として飛躍し、2030年に海外売上比率50%を目指すことを意味したものとなる。前述したように、「BCV」については造血幹細胞移植後の各種ウイルス感染症に対する治療効果が期待されるほか、臓器移植後のウイルス感染症や、その他領域(皮膚科、眼科)におけるウイルス感染症での開発も進む可能性があり、潜在的な成長ポテンシャルは極めて大きく、今後の開発動向が注目される。