三井金属<5706>は大幅反発。チリに保有する銅鉱山の全権益を三井物産に譲渡すると発表している。20年11月にはチリのカセロネス銅鉱山の全権益を譲渡しており、今回の譲渡で銅鉱山事業から完全に撤退することになる。売却額は非公表だが、譲渡に伴う特別利益を95億円計上するようだ。これに伴い、排ガス触媒など需要が見込める機能材料に経営資源を集中することになり、ポジティブに捉える動きが優勢となっている。 <YN>
情報提供元: FISCO
記事名:「 三井金属---大幅反発、銅鉱山事業撤退による経営資源集中を評価