ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>は4日、2020年10月に公表した2021年8月期第2四半期(2020年9月-2021年2月)連結業績予想の修正を発表した。売上高が前回予想比16.6%増の414.0億円、営業利益が同47.1%増の25.0億円、経常利益が同50.0%増の26.7億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同60.8%増の15.6億円とした。

売上高については、EC・TC支援事業やホールセール事業がコロナ禍における消費行動の変化を捉えつつ、クライアント企業とのパートナー化を促進することにより好調を維持するとともに、アウトソーシング事業が人の往来が制限される環境下においても底堅く推移していることから、前回発表予想を上回る見込みとなった。さらに、利益面についても、EC・TC 支援事業やホールセール事業の増収効果に加え、各セグメントにおける付加価値の高い案件の獲得や経費の効率的な運用の徹底などにより前回発表予想を上回る見込みとなった。

通期連結業績予想については、引き続き好調な業績が見込まれるものの、下期における各事業セグメントの市場動向については、コロナ禍に起因する不確定要素があることから、業績予想の修正は行わない。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス---2021年8月期第2四半期連結業績予想を上方修正