<7707> PSS 2802 -79
年初来高値。厚生労働省健康局感染症課・国立感染症研究所が公表した「臨床検体を用いた評価結果が取得された2019-nCoV遺伝子検査方法について」で、Certest社製 PCR試薬「VIASURE SARS-CoV-2 PCR」が陽性一致率100%、陰性一致率100%との結果が記載されたと発表している。PSS専用の試薬で、国内販売は同社が行う。地合いへの連れ安で株価は後場マイナスに転じた。

<7095> MacbeeP 3160 +140
年初来高値。20年4月期の営業利益が前期比88.5%増の3.74億円になったと発表。アナリティクスコンサルティング事業で新規案件の受注が堅調に推移した。今期予想は非開示だが、アナリティクスコンサルティング事業でデータ解析プラットフォームのデータ領域の拡大と深化を進めるほか、マーケティングテクノロジー事業でWeb接客ツールを機能強化し、既存顧客との関係維持に着目した施策を強化するとしている。

<7614> オーエムツー 1477 +262
急騰し年初来高値。21年1月期第1四半期(20年2-4月)の営業利益を前年同期比78.4%増の4.86億円と発表している。新型コロナウイルス感染防止で外出自粛が広がったことから家庭需要が増大し、食肉等の小売業が伸長した。通期予想は前期比5.1%増の11.20億円で据え置いた。進捗率は43.4%に達しており、第1四半期の好スタートが評価され、買いが膨らんでいるようだ。

<4431> スマレジ 3295 -700
ストップ安。21年4月期の営業利益予想を前期比9.6%減の6.78億円と発表、今期減益見通しが嫌気されている。ショールーム戦略により拠点を増加させるほか、今夏に「スマレジ」のプラットフォーム化を実現するとしている。同時に発表した20年4月期の営業利益は74.0%増の7.51億円で着地した。消費税率改定に伴うレジの買い替え需要などが利益押し上げに貢献した。

<3995> SKIYAKI 532 +80
ストップ高比例配分。21年1月期第1四半期の営業利益を前年同期比105.7%増の0.48億円と発表している。プラットフォーム事業でFCサービスのサービス数及び有料会員数が増加したことに加え、ECサービスでアーティストがグッズ販売を強化したことが奏功し、利益が拡大した。通期予想は前期比28.4%減の0.71億円で据え置いた。進捗率は67.6%に達しており、上方修正への期待も広がっている。

<3323> レカム 177 +50
ストップ高。ReSPR TECHNOLOGIES INC.(パナマ)が製造するウイルス除菌装置「ReSPR」の販売契約を締結したと発表している。中国、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ミャンマーの7カ国で独占的に販売する。レスパーは従来の空気清浄機で浄化できなかった壁面や天井、人が触れるドアノブやオフィス機器などに付着したウイルスを除菌・消臭することができるという。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:オーエムツーは急騰し年初来高値、スマレジがストップ安