インテリックス<8940>は7日、2020年5月期第3四半期(19年6月-20年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.8%増の275.39億円、営業利益が同69.1%増の8.51億円、経常利益が同109.5%増の5.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同121.6%増の4.34億円となった。

主たる事業である中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)の売上高は前年同期比8.2%増の215.83億円、営業利益は同37.0%増の6.03億円となった。リノヴェックスマンションの販売件数が926件(前年同期比90件増)、平均販売価格が2,315万円(同2.2%減)となり、物件販売の売上高は214.37億円(同8.3%増)となった。地方主要都市での販売が前年同期を上回った(490件、前年同期比16.7%増)ことに加え、これまで前年同期を下回っていた首都圏においてもプラス(436件、同4.8%増)に転じ寄与した。また、マンションによる賃貸収入売上は1.33億円(同2.3%減)、その他収入売上が0.12億円(同4.0%減)となった。

その他不動産事業の売上高は前年同期比33.3%増の59.55億円、営業利益は同48.5%増の7.19億円となった。物件販売の売上高は、不動産小口化商品「アセットシェアリング博多」の販売や一棟もの商業ビルや新築マンション等の売却により、前年同期比44.4%増の37.26億円となった。また、その他不動産による賃貸収入売上は、取得したリースバック物件の増加等により7.16億円(同14.6%増)、その他収入売上は、同業他社や個人向けのリノベーション内装事業の拡充等により15.12億円(同19.9%増)となった。

2020年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.1%増の421.82億円、営業利益が同30.4%減の11.64億円、経常利益が同45.6%減の7.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.8%減の5.00億円とする期初予想を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 インテリックス---3Q2ケタ増収・大幅増益、リノヴェックスマンション事業及びその他不動産事業ともに増収増益